ファーマ人材バンクTOP > 2011年12月の薬剤師転職動向特集 

薬剤師の転職動向 ココに注目!

第15回:2012年問題〜薬剤師の転職事情

コンサルタント:小寺澤健太郎
コンサルタント:
小寺澤健太郎
大手人材紹介会社、不動産会社勤務の後、現在、エムスリーキャリア株式会社にて、薬剤師専門の人材紹介を担当。
業界のトップ企業に対する紹介を得意分野としている。

いよいよ来年、卒業生が出ない2年間の空白期間を経て、薬剤師としての素養に加えて、実践的な知識や経験が増え、即戦力の薬剤師として期待されている6年制卒の薬剤師が登場します。

2012年から転職市場は一体どうなる?

登録販売者制度のスタート、薬科大学、薬学部が増設されたことにより、将来的には薬剤師の余剰が予想されます。それに伴い人件費抑制の意味も含め、中途採用の枠が減っていく・・・というネガティブな見方もありますが、6年制卒の薬剤師が入職され、実際に変化がありそうなのは、“調剤未経験者”の採用のみのようです。経験者の中途採用に関しては引き続き変わらないと考えられています。

「人件費抑制の意味では新卒が望ましいが、優秀な経験者は積極的に雇用したい」と考える事業所は多く、学生にはない、実務経験や社会人経験を積んでいることは中途採用者の大きな強みになると思われます。

中途の調剤未経験者の転職は、早めの行動を

イメージ写真とはいえ、中堅以上の薬局チェーンでは、どの事業所でも6年制薬剤師の採用に積極的なため、中途の調剤未経験者の採用には慎重になっていくとされています。そこで問題となるのが、現在、企業やドラッグストアに勤めており、将来的には調剤薬局などで働くことを考えている場合です。

来年以降、調剤未経験から、いざ転職しようと考えた時、既に6年制卒業者優先、という風潮ができあがっており、転職先を見つけるのが難しくなってくる可能性もあります。今後、薬剤師の数は飽和状態になり、就職先を見つけるのが今以上に困難になっているという推測もあります。もし、現状にご不満があったり、将来的にご転職を考えているならば、早めに行動に移した方が良いかもしれません。

早めの転職で、転職後の会社でのポジションを確保する

イメージ写真現在は、2年間新卒が出ていないため、どこの薬局も人員不足を感じているようですので、転職しやすい、また条件交渉もしやすいタイミングでもあります。また、場所によっては高年収スタート等、好条件の求人がありますので、まずはお気軽に相談してみてください。 繰り返しになりますが、ご転職をお考えの方はできるだけ早めに意思決定をし、将来のためにも、転職後の会社でポジションを確保されることをおすすめします。


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